路線バス運転手が悲鳴を上げるのも当然でしょ!

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赤旗にかかれていた記事ですが、

路線バスのお客さんが減っている状況で、
人件費を削減し、人も削減した結果、
少ない運転手での対応に迫られ、
厳しい労働条件で酷使されて悲鳴を上げている。

結果として、
残業なども普通、次の運転までの間がないといった事態に陥り、
居眠り運転などに繋がり、事故が起きてしまう。

ということです。

 

悲惨なバスの事故

最近の悲惨なバスの事故といえば、
2012年4月29日、に起きた
「関越自動車道高速バス居眠り運転事故」

関越自動車道上り線藤岡ジャンクション付近で
ツアーバスが防音壁に衝突。
乗客7人が死亡、乗客乗員39人が重軽傷となった事故。

 
この事故を受け、
高速ツアーバスが廃止され、
それが高速路線バスに集約されたわけですが、
運転手への対応の悪さは変わっていない。

つまり、
乗客の安全はやはり保たれていない
ということが言えると思います。

もともと安全を保つ気がないかもしれません。
安全を考えると、お金がかかりますしね。

 

規制緩和は悪なのか

思い起こせば小泉政権によって、
この業界が規制が緩和され、
相当自由にこの業界に参入できるようになった。
実態の怪しい会社までが参入できるようになった。
だから、こういった事故が起きたんだ!

 
と共産党の新聞ですから
こう書くわけですねw

 
もちろん
規制緩和は悪いことだらけではありません。

参入障壁が低ければ低いほど、
競争原理が働き、消費者にとっては有利なポイント増える
ということにもなります。

しかし、
一番競争しなければならない「安全」というものを
バス会社も利用する乗客も求めず、
「安い」ということを求めすぎたため
こういった事態に陥った面もあるということです。

 

今後の見通し

今後、デフレ脱却することで、
また安全の方が必要だということに戻っていくのかどうか。

デフレが解消されてたとしても、
今と変わらず安さを求めるだけならば、
企業の体質はコスト削減のままだということ。

低価格戦略ではなく安全対策の強化に目を向けさせるよう
乗客の側から積極的に求めるものを変え、
企業の体質を変えていきたいところです。


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