消費税増税に伴う小売価格自体の値上げとは?

この記事は2分で読めます

スポンサードリンク

いかに人のせいにして暴利を貪るか。
いかに人に責任をなすりつけて暴利を貪るか。
いかに人を騙して暴利を貪るか。

これが経営の基本になっているんじゃないか
と思うことが多々あります。

例えば、
原材料の高騰により。
増税の影響により。
消費税の増税の影響により。

こういう理由ですね。

いつの時代も自分は悪くない
という主張を通そうと必死になります。

 
もちろん原材料が高騰した際には、
経費削減だけではやっていけなくなるため、
値上げもやむなしというのはわかります。

しかし、
原材料が元の価格にもどった場合や、
さらに安価になったとしても、値下げなんて考えません。

 
これには2つの考え方があります。

一つは利益増大のため。
基本的に値上げをしても、きちんとした商品であれば、
売れてしまうものです。

そのため、値上げしたということもいつの間にか忘れて、
現在価格が市民権を得るということになります。

だから、別に価格を下げる必要がないと判断され、
そのまま利益増大を図るというわけです。

 
もう一つの考え方は、次の同じような事態に備えるということです。
原材料などは不作になったり、各国の政策の影響で
価格がはいくらでも乱高下します。

そのため、次に同じことが起きても乗り切れるよう、
価格をそのままにし、利益を確保しながら、備えるという考え方です。

 
いずれの考え方であっても、
負担を強いられるのは消費者であるということは間違いありません。

 

消費税の考え方

さて、
消費税の増税によって負担を強いられるのは消費者であって、
製造者の負担が増えるわけではありません。

なぜなら消費税は消費をすることに対してかかる税金だからです。
一つの商品における原材料の消費税は
一時的には原材料を作ったところに払っているように見えますが、
その分を含めた消費税を消費者から徴収しているわけです。

簡単に仕組みを説明すると、
仕入れにかかる消費税と売上によって預かった消費税を差し引きして、
国に納める消費税が決まるということです。

こうしなければ、消費税は2重3重と課税されていくだけで、
消費者に対して課する税ということに反するわけです。

 
騙されやすいことですが、
消費税の負担増での値上げというものは
ただ単純に利益拡大を狙っているだけのものであると言えます。
(メーカーの上層部が無知な場合も往々にしてありますが。。。)

 

消費税増に伴う値上げとは

消費税の増税前は、
いろいろなメーカーはここぞとばかりに値上げしてきます。
消費税の増税という影に隠れて
簡単に値上げできるチャンスなわけです。

そう考えると、
この機に乗じて値上げをするのは、
メーカーの横暴・不義理といえるでしょう。

消費者にとっては、
消費税による負担増とメーカーの値上げによる
ダブルの負担増となってしまうからです。

 
不景気という言葉だけで、消費が冷え込んでしまったため、
メーカーは生き残るために必死ではあります。

だからこそ不義理なことを簡単にやってきます。
不義理なことをしなければやってこれなかったとも言えます。

つまり、
消費者として、騙されためには、
なぜ値上げをしたのかということを
きちんと考えなければなりません。

情報はどこにでもあるわけですから。

 
それが騙そうとしての値上げであれば、
人はやはりその商品を買おうという気持ちが薄くなっていきます。

そうすれば、
不義理なことをし続ける企業が排他されるわけです。

そろそろ低価格勝負というものを止めて、
適正価格を探った方が生き残れると思いますがね。


google スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。