就活失敗で自殺する大学生〜あなたはダメじゃない

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大学生等の自殺者が1,000人を超え、
そのうち150人程度が就活失敗で自殺という結果。

これをどう考えたら良いのか。

前回、
行政はあてにならない
ということを記事にしたわけですが、
もう少し違う視点でもう一度考えていきます。

 
さて、
自殺にまで追い込まれるその心理状況の流れは、

企業の人事担当者に嫌味を言われたりして、嫌な気分になる。
親にも就職が決まらないことへの文句を言われる。
友達が内定をもらったりして、就職が決まらない自分がダメに思えてくる。

他者から責められ続け、自分を攻め続け、
それが積み重なって自殺ということだと自分は考えます。

なぜそんな思いまでして
就職しなければならないのでしょうか?

 

教育の目指すところ

日本の教育の目指すところは、
労働者を作り上げることです。

そのため、
小さいころからそういう教育を押し付けてきます。

具体的に言えば、
「労働者たるため調和を図る」よう教育することです。

労働者は個性などというものよりも
「労働者が一丸となって労働に勤しむことが大事だ」
そういう思想だということです。

個性という概念などどこにもありません。

ずっとこういった教育を受けて生きているので、
家でも、労働者になって働くことが善であり、正義であると教育され続けます。

小さい頃から学校でも家でも労働者となることが正義と教育すれば、
殆どの人は、自分が労働者になることについて疑問を持たないため、
皆こぞって就活をするわけです。

個性だ個性だと騒ぎ立てても、
教育の理念から考えると、画一的な労働者を育てることしか考えておらず、
結局のところ調和が尊重されているわけです。

もちろん、
社会にとって、労働者は貴重な存在であることは間違いありません。
これを否定してしまっては、世界が動かなくなります。

しかし、
選べる道はそれだけではないということも
きちんと教育しておかなければならないわけです。

 

出会った人のほとんどはすごくない。

人を第一に追い込むのは「社会」です。
それにつられて、自分で自分を追い込んでいくわけです。

社会が人を追い込むのは、
和というものを無理矢理にでも保たせようとするがためです。

しかし、
その社会を構成している人々の中には
残念ながらすごいと思える人は「ほとんどいない」というのが現実です。

逆に言えば、
この社会というのもは、
「人として大したこと無い人が幅を利かせていることが多い」
ということです。

そんな人に自分の価値を感じてもらえるのか
と考えるよりも
そんな人に自分の価値を感じてもらえない
と考えるべきです。

 
個人で見れる世界は無限とも言えるぐらい広がっています。

就職できなかったことで悩むよりも、
もっと良い未来があるということに気が付きたいところです。


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