消費税の増税〜消費税の目的の達成はなし得るか?

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消費税の増税直前。

今が最終勝負といろいろな小売店が大攻勢をかけてきています。
いらないものをどうにかして買わせようということですね。

食料品から雑貨、家電から車、果ては不動産までと
なんでもあり状態といえるでしょうね。

不動産は引き渡しが今月中じゃないと8%が課税されてしまう
とった条件があったりしますが、
それであれば建売住宅でも買って3月中に引き渡してもらえばいいだけの話。

とは言え、
消費税は悪の根源と思われているフシがありますが、
本来であれば、有用な税金ということもできます。

 

消費税増税の目的

消費税の増税の第一目的は社会保障の充実というやつですね。
本来であれば、満遍なく社会保障が行き渡るべきものが、
高齢者に偏ってしまったのが現実。

これは
国会議員が選挙で票を集めるために確実な票田となる高齢者へ向け、
高齢者優遇政策を掲げてしまったがための結果とも言えます。

お分かりのとおり
選挙の投票率が高いのは高齢者であり、その人口も多いため、
高齢者向け政策、高齢者優遇政策という餌で釣るのが常套手段となっています。

そのため、
もっといろいろな社会保障に回すお金の得るために、
消費税で賄おうとしているというところでもあります。

 

社会保障の問題点

社会保障の問題だと考えるのは、
単純に「お金」を上げることに使われがちなことです。

社会保障というのはお金を上げれば済むのかどうか。
ぜひ国会議員や国の役人には考えて欲しいところです。

やらない間でも
民主党やっていた「事業仕分け」などでは「無駄金」というものは見えません。
あれは無駄ではないお金を無駄だと言い切っただけの話。

本当に無駄に使われているお金というものの本質とはずれているわけです。

消費税の増税の前に、
まずはそれをきっちり整理することから始めて欲しかったと思ったりはします。

国も方向性の定まらない整理をするより増税したほうが楽なので、
未来永劫やることはないでしょうが。。。

決まったものはどうにもならないというわけです。

だからこそ選挙というものが大事なんですが、
出馬している人も・・・という状態とも言えます。

 

本来的には社会保障の充実は良いこと

消費税の増税は先にも述べたとおり、社会保障の充実が目的。

先の不安の解消が目的なのです(金銭的なことも含めて)。
つまり、
基本的には人間の本質として求める「安定」を得ようとするものでもあります。

そのため、国会議員や公務員の言っていることを信じるならば、
不安が解消されているので、お金を貯め込む必要などないということです。

逆に言えば、
皆がお金を使えば使うほど社会保障が充実するとも言えなくはありません。
(消費税の納税額が大きくなるため)

 

消費税はその目的を達成できるのか

消費税というものが本来の目的を達成するには、

消費税の特性・目的を理解し、無駄に貯めこまない。
国会議員が選挙において高齢者だけを釣ろうとすることをやめる。
行政が無駄をなくすために行動する。

さぁ、
日本という国で消費税は目的を達成できるでしょうか。

残念ながら、「できない」でしょうね・・・。


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