西友の生鮮食品満足保証プログラムで損をするのは誰?

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西友の生鮮食品満足保証プログラム

これは、
4月1日より、全国の西友・サニーで実施される、
肉、魚貝類、野菜・果物の質の向上をはかり
これらの食品に満足できなければ、
レシート持参で返金に応じるというプログラムです。

これが良いのか悪いのか。

食品て満足するものなんでしょうか。
特に普通のスーパーにおいてあるものにそれほど上等なものはない
と思います。

高級スーパーならいざしらず。

最近は意味のないブランドをつけて高く売るのが主となっているようですが、
「この値段なら買うか」ぐらいではないでしょうか。

 
よほど、品質に自信を持てる何かがあったのっだろうか。

 

客の返金要請を断れるのか

客の行動を考えてみると・・・

今日、満足できなかったので、返金。
翌日、やっぱり満足できなかったので、返金。
翌々日、またしても満足できなかったので、返金


毎日期待して西友から買ってるのに
その期待に応えないのは西友だ
と言う客の返金を断ることができるのか。

断る中身については、特に書かれてないけれども
西友の中ではある程度の対応マニュアルはあるでしょう。

でも返金しなかったら、西友が非難されるんじゃないのかな?

だって、返金しますって言ってるんだし。

 

仕入先に圧力かけるのでは

返金を断るのは西友にとって得策ではない。
それじゃこれをやる意味がないので、
返金を断らない方向を考えなければならないということですね。

そこから考えていくと、
西友側は「生産者が悪い」という方向に動くんじゃないだろうか。

つまり、
「そんなひどい商品を作ってるんだから、代金はそっちで負担しろ」
などという圧力をかけることも可能ではないかと。

つまり、
返金分は仕入先で負担するシステム。

これなら西友側は返金しまくっても問題ないわけですね。
生産者側は西友という大取引先がなくなると困るわけだし、
基本的には言いなりになることがおおいでしょう。

もちろん、
見える形ではやるわけないですが。

 

返金しているシーンをみたら。

実際に返金されているところを見たら、どう思うだろうか。

「返金=品物に満足できない」
という図式が成り立ち、
それほど良いものを置いてないという意識が生まれるのでは。

さらに、
「常に返金されている=品物が悪いものを常時置いている」
という図式が成り立ち、
よっぽど良い物を置いていないという意識が生まれるのではないかと。

西友のイメージとしては良くないと思いますが、
こういう客目線に立ってますアピールがしたいのかなと。

そういうアピールが通じるのは最初だけで、
最終的には、世間の反応が悪い!
といってやめそうな気がするんですけどね・・・

 
結局、損をするのは
返金をしない人、そして圧力をかけられた仕入先(生産者)
といったところでしょうかね。


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