国立感染症研究所が発表した調査によると、
麻疹(はしか)が流行っており、
今年は、昨年の同時期に比べ、患者数が3倍以上となっており、
厚生労働省が注意を呼びかけています。
ウィルス感染であって、伝染力が非常に強いのが特徴になってます。
感染経路も空気感染・飛沫感染・接触感染と、
どうやっても感染できてしまうのが、怖いところです。
近くに寄らないことが一番なんでしょうが、
誰が感染しているかなんてわからないですし。。。
症状としては、
まずはじめに、発熱が見受けられます。
そして一度熱が下るものの、今度は高熱が出て、さらに発疹が体中に出るようになります。
これにあわせて咳や鼻水、下痢なども伴うこともあるようです。
ちなみに、発疹は72時間程度継続するものとされているので、
これを過ぎてもなお、容態が良くならないようであれば、
別の症状を疑った方が良いかもしれませんね、
また、
合併症を併発することも多く、
入院を要することも多いのが特徴でもあります。
妊婦が麻疹になると、流産を引き起こす可能性がある
というところも気をつけておきたい点です。
予防は、幼児期におけるワクチンの予防接種のみとされています。
なお、ワクチンは一生免疫が続くと思われているわけではありますが、
ワクチン接種をしていても発症することはあるようですので、注意が必要です。
(ただし、比較的軽い症状で終わる可能性はあります)
ちなみに、患者の約半数は2歳以下の幼児となっています。
基本的には初春から初夏にかけての時期が流行期となっています。
ところが今年はもはや昨年の患者数に並ぶぐらいにまで膨れ上がっているわけです。
つまり、これから流行期が来るということを考えると、
さらに患者の数が急増する可能性が高いということが言えるわけです。
気をつけると言っても、どこに気をつけたら良いのかわからない状況。
麻疹は結構辛かったり合併症を引き起こしたりするので、
やはり、できるだけワクチンの接種など、
予防策をとっておいた方がいいかもしれませんね。
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