すき家の人手不足は時代の流れ?

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牛丼チェーンのすき家が、人手不足なのは、しれた話ですが、
募集しても集まらない状態に陥ってるとか。

 牛丼チェーン大手「すき家」が人手不足で苦しんでいる。店舗リニューアルのために3月中旬から一時閉店させていた100店以上が、店舗従業員などが集まらず開店できずにいることが、28日までに分かった。
 すき家を運営するゼンショー広報部によると、3月中旬から改装のため167店舗を随時閉店。4月下旬までにそれぞれ開店を目指していた。しかし、現在まで開店できたのは数店舗で、百数十店舗が閉店したままだ。担当者は、「5月中に開けられる店舗を調整しているところですが、5月末までに開けられない店舗も出てきそう」と話す。
 リニューアルするにあたり、強盗などに狙われやすい深夜に1人で営業する「ワンオペレーション」を解消しようと人員を増やす方向で募集をかけているが、希望者が思うように集まっていないという。担当者は、「例年、4月は求人に対して希望者が増えるのですが、今年は想定を下回っています。新卒(採用)の応募者も減っていますし」と頭を抱える。

 
うーん、
これだけブラックと言われ、ワンオペでやられている話題が満載で
「是非すき家で働きたい!」という人が来るとは思えないんですけどね。

 

労働に対する考え方の違い

そもそも、今の世代と前の世代では、
労働という考え方が変わってきていると思います。

ブラック企業の考え方は、
戦前・戦後当たりの労働に対する考え方に近いと思います。

つまり、
国民全体で会社の成長を目指し、
日本の成長を目指していた時代の考え方なわけです。
個人個人の欲求や利益というものを侵害しても
会社の利益を優先させるという考え方ということですね。

しかし、
今の労働の考え方は、自己実現の達成に近いものがあり、
会社や国のためということではなく、
自分や家族のために働くことになります。

こういった考え方の違いがあるため、
労働する側にとっては本来であれば受け入れられない状況にあると思います。

 

ブラック企業には行かない?

アルバイトであれば、そういった辛い職場に行くのは避けるでしょう。
わざわざ辛い仕事を選ばなくてもいいわけですし、
他にもいろいろあるわけですからね。

しかし、
就職と考えればすき家に行くかもしれないわけです。

「一応エントリーしておくか」ぐらいの気持ちから始まり、
最終的にすき家にしか受からなかったとなれば、
すき家に就職するということにも現実的だということです。

ちなみに、
行きたくないところに行って仕事を続けるキツさは半端ないので、
行きたくないと思っているなら、最初から候補に入れない方がマシです。

 

今後のすき家の方向性

ブラック企業という汚名を返上せず、突き進みつづけるのか。
今回は人手不足を解消しようとして、人が集まらないことが表立ったわけです。

人材不足であることが知れ渡り、
「やっぱり誰も行きたがらないんだ」と想像され、
さらに人が集まらない状況に・・・。

今のままではアルバイトは大して来ない、
社員が頑張るという構図になるんじゃないかと予想されるわけですが、
今後すき家はどういった方向にもっていこうと思っているのか。

ここが見ものかと思います。


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