介護殺人に老々介護は結局打開できないかも

この記事は2分で読めます

スポンサードリンク

先日あった介護殺人。

北九州市で「妻の首を絞めて殺した」として88歳の男性が殺人容疑で現行犯逮捕された。男性は妻と2人暮らしで夫が妻を介護していた。夫は「介護に疲れました」と供述。
妻は施設に入居したものの、3日後に夫から「金が払えそうにない」と退去の申し出があり、自宅でヘルパーなどを利用しながら介護する手続きを進めている最中だった。

老々介護の挙句に犯した罪ですね。

google スポンサードリンク
解決策が見えない殺人

介護の殺人は今までに何度も起きているわけですが、
起きるたびに切ない気持ちにさせられてしまいます。

やむなく殺したということが多すぎるので。

結局、
介護に疲れ果て、さらにはお金もなくなってしまい、
どうしようもなく殺してしまうと・・・。

この場合、罪に問われないことも多いわけですが、
そもそも、こういう事態になる前にどうにかならなかったのか
ということが、いつも議論されるわけです。

結果、いつも「有耶無耶」にされていきます。

 

この事態に便乗する奴

さて、
この有耶無耶にさせるの主人公といえば、
こういう事態が起きると無駄に息巻くのが議員の皆さんであります。

今こういう人はどのぐらいいるんだ!
とか
今こういう人に対して差し伸べられる支援はあるのか!
とか

それはそれは偉そうに公務員に対して喚き散らします。

その思惑は、
ここは自分たちが目立てる大チャンスだと。
これで選挙のチラシに自分がやった活動として記載できると。
そんな程度です。

そして
もちろん時が立てばそんなことはさっくり忘れて、
また同じような事件が起きれば、また同じことを喚き散らす。

もうベタな展開というやつです。

結局、
こんな人達が国や都道府県の中枢を担っているわけですから、
どう転んでも良くなることは無いと思ってしまうのも無理はないでしょうね。

 

打開策はないので今後も続いていく・・・

実際のところ、
議員が何か言おうが言わまいが、
老々介護の問題は常々問題視されてきています。

でも、
一向に打開策は出てきていないわけです。

いろいろな策は練られていることは間違いないわけですが、
それは打開策になっていない。

結局、
老々介護を打開できるのは老々介護にならない状況を作ること
ではあります。

とは言え、
大きな単位で動けた過去の時代とは違い、
共に助け合うことが難しくなってきている状況です。

皆が助けあって老々介護からの脱却というのはちょっと虫がよすぎるというもの。

自助・共助・公助とは良く言われますが、
介護の世界で成り立つのは公助ぐらいじゃないのかなと。

だから、
公助への負担が大きくなり、ぐだぐだになってしまうんですけどね。


google スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。