新労働時間制は結局誰も得しないのでは・・・

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新労働時間制度がどんどん変わって行くようです。

その時々で、担当する大臣などのお偉方の意見を言ってしまうもんだから、
振り回されていく感が出てきてます。

今回は、
課長代理クラスの人は一般社員だけれども、
多様な業務を担当しているので、
成果だけでは評価できないから対象外にするべき。
という考え方を厚生労働大臣が講演会で話をしたようです。

この制度を広げたいのか広げたくないのか。
そこがよくわからないところでもあります。

気にかかるのは、
この制度に関して、皆の一番の関心ごとである
「残業代」がどうなるのかということがいまいち議論されていないということ。

給料が下がる可能性があるとなると、
まずはそこを早く解決していくべきなんじゃないかと思うんですけどね。

こういうものは
制度を考えている人たちが「悦」に入るためにやっている
と言えるんじゃないかと思います。

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恩恵はない?


よくよく考えると、
課長代理クラスは管理職としているところもあるんじゃないでしょうか。
なので、そもそも残業代は出していないのではないかと。

となると、課長代理クラスの人はどちらかと言えば、
新労働時間制度で時間的な自由を得たいと思うんですけどね。

管理職であれば、部下の管理もメインになるので、
部下が働いている時間は常にいないと
管理もくそもないと思います。

そうなると、
時間的な自由は無いと考えたほうがいいのかな。

結局、
この制度の恩恵に預かる人は
そうそういないんじゃないでしょうか。。。

そんなものを制度化しようと必死になってるんですよね。

すれ違いから発生する環境悪化

上司は今までどおりの時間で、部下は違う時間で働く
ということにもなりえてしまう。

そうなると、
打ち合わせをする時間とかが合わなくなったりで、
管理職が何も管理ができなくなって、
効率が悪くなるんじゃないかなと。

必要なときは、時間を合わせる
では制度の意味がかなり薄いと思うし、
そんなことで融通付けられるなら
最初からやりますなんて言わないだろうし。

企業としては、残業代出すよりもマシだから、
そこは管理職がどうにかしろという圧力がかかるのかな。

となると、
管理職にとっても辛い状況になって、
さらに職場の環境が悪くなること間違いなしですね。
そう考えると、やはり素敵な制度ですね。


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