前回は、
喪中はがきを送る時期につい調べてみましたが、
喪中はがきを送る時期が決まれば、
「あとは添える文を考えるだけ」
というわけではありません。
喪中はがきには、
まだマナーとされていることがあるんです。
そのマナーとは「切手」にあります。
「へ?」となってしまいますが、
喪中はがきに貼る切手にマナーがあるんです。
今回は、この切手のマナーについて調べてみました。
喪中はがきの切手のマナーとは?
喪中はがきは、
官製はがきではなく、私製はがきで作成して、
「弔辞用の切手」を貼り付けて送るのことが、
「マナー」とされています。
弔辞用の切手を貼るというのが、ポイントです。
もちろん、
官製はがきで送ったからダメ、
弔辞用切手を貼ってないからダメ、
ということではありません。
でも、
年配の方やマナーに気を使う人であれば、
官製はがきの喪中はがきが届いてしまうと、
常識がない、マナーがなっていない
と思われてしまうおそれがあります。
また、
ちょっとしたマナーが信用問題にもなりかねないので、
仕事上の関係で喪中はがきを送る場合は、
特に気をつけておきたいところです。
こういうマナーが、
後々響くことも大いにあります。
切手もはがきの一部です
「弔辞用の切手」だからといって、
特別、切手以外の役割はありません。
それだったら、
キャラクターモノの切手や
お年玉切手シートなんかが棚の中にたくさんあるので、
そういう余っている切手を使ってしまおうかな・・・
とか思ったりもします。
でも、
こういった切手を貼って、喪中はがきを送ってしまうのは、
相手方に良い印象を与えないので、注意が必要です。
なぜなら、
キャラクターモノの切手は、
そもそも喪中ハガキの内容に相応しくない。
そして、お年玉切手シートは、
おめでたい雰囲気が描かれていたりするので、
喪中はがきの内容と相反するものです。
喪中はがきは、送れば良しというものではなく、
喪中はがきを送る「時期」と同じく、
相手のことを思って送るもの。
これが、喪中はがきのマナーの意味合いです。
裏面には、喪中はがきとして
相応しくないことを絶対書きません。
その思いは表面(宛名面)にも現れるということです。
そもそも、どこで売ってるの?
弔辞用とは言え、「切手」なので、
普通に郵便局で売っているので、
「弔辞用の切手をください」
と言えば、普通に買えます。
また、
郵便局のオンラインショップでも買えます。
100枚単位となっているのが難点ですが、
金額的に送料無料にもなっているので、
それなりに使えるかな、とは思います。
なかなか郵便局に行く時間がとれない!という場合は、
オンラインで注文してみるのもありだと思います。
他に切手を取り扱っている場所として思い浮かぶのは、
コンビニがありますが、
通常は弔事用の切手は取り扱っていません。
いつ売れるかわからないものを
コンビニでストックしておくのは難しいですしね。
最後に
喪中はがきに弔辞用の切手を貼って送るというのは、
こういう行為を美徳として見ているからでもあります。
でも実際は、
- 貼られている切手を見ていない、
- 料金別納扱いでも気にしない、
という人も多く、
今の時代では、「美徳」という感覚は薄れてきています。
そのため、
今後もこの切手のマナーが意識され続けていくか、
というと、疑問ではあります。
でも、
今はまだ気にされている方は多いので、
気をつけておきたいポイントだということです。
ただし、いつの時代であっても、
喪中はがきに、キャラクターモノやお年玉切手を貼って送るのは、
さすがにどうかとは思いますが・・・。
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