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相撲甚句で力士の新たな魅力を感じたい!

相撲甚句(すもうじんく)とは、
地方巡業などの取組前で歌われている歌のことを言います。

基本的には、
七五調の歌詞(甚句形式)で構成された歌のことで、
江戸時代から力士の間で歌われてきており、
相撲教習所の教養科目として必須科目に取り入れられています。

 
構成は、土俵上で力士5〜7人が輪になって立ち
一人が輪の中央で独唱します。

周囲の力士が手拍子と「どすこい」と合いの手を入れたり、
ちょっと動きを入れたりします。

 
歌が旨い力士が歌うので、
聞いて楽しく、見ていて面白く、歌詞も良く、ユーモアもあるので、
歌自体は結構長めではあったりするものの、
最後まで飽きること無く普通に見れてしまうぐらい「良い」ですね。

合いの手の囃子言葉もちょっとおもしろいですしね。

周囲の力士のちょっとした動きもいいですね。
激しい動きをするわけではないものの、
なんかかわいい動きをしてるのでこれも必見てわけです。

相撲甚句も含めて生の相撲というものを
やっぱり一度は見ておきたいですね。

相撲をとっている力士とは違った魅力を感じることができる
と思います。

 
大銀杏は大相撲の関取が結うことができる髪形ですが、
幕下以下の力士が相撲甚句を披露する場合、
大銀杏を結うことが許されていることから、
相撲甚句が大切にされているかがわかると思います。

最近の相撲は八百長とか問題になったり、
暴行死があったりと問題が一気に表出してきた感もありますが、
それでもやはり相撲は伝統があるもの。

相撲は本来面白いと思わせる一コマとして、
相撲甚句があったりするんだろうなと思います。

 
ちなみに、
甚句形式とは、日本の伝統的な歌謡形式で、
「7・7・7・5」でワンコーラスを構成し、
そこに囃子言葉などを入れていくというのが特徴となっていますよ!

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