ソチオリンピックでちょっと注目された種目として、
「パシュート」があります。
メダルの可能性のあった
スピードスケートのチームパシュートで
一気に名が知れたというところですね!
ところで、
冬のオリンピックの種目として見てみると、
- クロスカントリーで、男女のパシュート
- スケートでは、男子チームパシュート、女子チームパシュート、
- バイアスロンも、男女のパシュート
と、
パシュートと名の付くものだけでも
男女合わせて6種目行われています。
このパシュートについて、
ちょっと詳しく見てい来ますよ!
パシュートの辞書的な意味
パシュートはもともと英語の単語で、
意味は「追跡、追撃、追求」といったところです。
これを競技のパシュートに置き換えて見てみると、
「追跡」という意味合いが強くでてきます。
パシュートの競技中は、
追いかけていくという様が見れますので。
クロスカントリーのパシュート
これは
1回の競技の中で、
1回目はクラシカル
2回目はフリーと
それぞれ違う走法で行われる種目です。
スキーを履き替えたりするところも、
合計タイムの中に含まれるなど、
そこで時間が取られると、どんどん遅れていくわけです。
他とは一風変わった種目であり、
距離が長い分、全部を見るのは、結構大変ですけど、
履き替えで抜かれたりしているところを見れたりするので、
なかなかおもしろい競技になっています。
スピードスケートのチームパシュート
1チーム3人一組となって滑り、
3人目の人がゴールしたところのタイムで競う競技。
オリンピックでは、
トーナメント戦となってましたが、
世界選手権では、タイムで順位付けとなってたりと、
ちょっとルールが変わっていたりもします。
抜きつ抜かれつということはないものの、
テレビを見ている側とすれば、
相手チームとの差がはっきり見えるので、
なかなか手に汗握りながら見れるのがいいですね!
3人目の選手が遅れたりすると、
1人目が早かったとしても、あぁどうなるのこれ!
といった感じでどきどきできます。
バイアスロンのパシュート
これは別に行われたバイアスロンのスプリント
という種目の結果のタイム差によって
スタート時間がずれ、結果は着順となる競技です。
タイム差があったとしても、
バイアスロンには射撃時にペナルティというルールがあるため、
たとえスプリントで相当の差をつけていたとしても、
ペナルティでどんどん遅れてしまう可能性があるのが見どころです。
ソチでもスプリントが6位だった選手が
優勝するという事態になったりしています。
早さだけではなく、射撃の正確さも求められるわけです。
差が詰まってきたときなどに、
「この射撃を決めるのか!」
というところで、
見事に決めたときの感動、
外してしまったときの悔しさ。
それが感じられる競技です。
冬のオリンピックはフィギュアスケート主体になってしまうことが多く、
本当は面白い種目が省略されたり、短く編集されたりすることもあります。
地上波でももっといろいろな競技を
どんどん放送してほしいんですけどね。
オリンピックを本気で見るなら、
BSがないと辛いだけです。。。
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