自転車の盗難が増えています。
鍵をかけていても、盗まれてしまうという残念な結果になっているようです。
特に馬蹄(てい)錠型の鍵で盗まれるのが多発しています。
馬蹄型の鍵の種類
馬蹄型の鍵にも種類があります。
一つがプレス型と呼ばれる馬蹄錠、
もう一つがシリンダー型と呼ばれる馬蹄錠になっています。
プレス型は鍵を鍵穴に差し込むことだけで解錠できるタイプの型のこと。
シリンダー型は鍵を鍵穴に差し込み、回して解錠できるタイプの型のこと。
こういった違いがあります。
一番多かったのは
「ペンチなどで叩いたりで壊す」という手口で、
ほぼ半数はこの手口になっています。
これをやられたらどうにもなりませんが、
目立つという難点が大きいところです。
あまり考えてない犯行と思うわけですが、
もう一つ多かったのが、
「ドライバーや細長い金属を鍵代わりに使用して解錠」という手口で、
約40%にも上っています
鍵代わりに使用して解錠する手口は、
シリンダー型であれば、被害を防げることが多くなります。
また、シリンダー型は盗難に強いためJIS標準規格となっています。
とは言え、
盗難にあった自転車についていた鍵の割合として
シリンダー型が約20%であったのに対し、
プレス型が約60%を占めていたという調査結果が出ています。
つまり、
まだまだ流通している自転車についている鍵は
「プレス型」の馬蹄錠が多いと言えるかもしれませんし、
流通している自転車についている鍵としては
プレス型の数は、ほかとそれほど変わらないかもしれないけれども、
盗難の対象として、プレス型の馬蹄錠が狙われているのかもしれません。
楽に解錠できるのであれば、それを狙うのは常套手段でしょう。
犯罪は目立たないようにやるのが当たり前ですから。
YouTubeにも鍵の開け方とかがあるぐらいですからね。。。
海外へ売られることも多いので、
トラックでやってきて根こそぎ持っていくなんてことがあったり、
個人で販売できる手段が整備されてきているので、
例えばネットオークションに出品したり、
盗難したものを売りやすい時代になってしまったというところがあります。
いくら考えても盗まれるときは盗まれるわけですが、
1 盗まれたら諦めて新しいのを買う という方針
2 あくまでも盗まれないように防犯性能が高い鍵で施錠する という方針
のどちらかになると思います。
私の場合は、もうすでに7台盗難にあってます。
ちなみに帰ってきたのは1台のみ。
結構前から鍵はシリンダー型になっていて、
そのせいかどうかはわからないけれども、盗難にはあってないのが現実。
こう考えると、
シリンダー型に変えておくだけでも、効果があるのかもしれません。
今流通している自転車の鍵はシリンダー型ばかり見るので、
大丈夫だと思いますが、一応確認ぐらいはしておきましょう。
ということで、いろいろ考えた結果
置いておく時には、存在を目立たせない
というのが一番大切かなと思いますよ。
でもまぁ
盗む人が悪いのは間違いないんですけどね。。。
コメント