東南アジアの一国、ミャンマー連邦共和国。
ビルマと言った方が、親近感がある人もいるかもしれないですね。
軍事政権が長らく続き、
民主化の動きと対立する中で、
民主化勢力の弾圧があったり、暴動が起こったりと、
あまり良いイメージがない人も、多いかもしれません。
でも、
素晴らしい寺院などの建築物を見ておきたい!とか、
インヤー湖やタハン山などの自然の観光地も巡ってみたい!とか
思うんですよね。
そこで、
ミャンマーの治安について、調べてみました。
ミャンマーは危険なの?
ミャンマーの一部の地域には、
外務省が渡航の延期や渡航の是非の検討を、
勧告している地域があります。
これはどういう状態なのかをまとめると、
表のとおりになります。
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ミャンマーで危険と言われている地域は、
カチン州とラカイン州です。
カチン州は地域によって渡航の延期や、
渡航の是非検討が勧告されており、
ラカイン州は渡航の是非検討が勧告されています。
この地域が混乱している理由は
- カチン州は歴史的な背景から独立を目指し混乱
- ラカイン州は宗教上の対立が実力行使に発展し混乱
と以前の政治的な混乱によるものとは、
違うものなんですよね。
現在は、民主化への道を歩み、
以前のような、政治的な混乱による、
治安の悪化からは脱却しています。
そのため、カチン州とラカイン州の2州に行かなければ、
比較的治安は安定している地域とも言えます。
もちろん
- 危険だと言われているところに行かない
- 夜に出歩かない
という旅の基本行動は守るのは当たり前ってことですが。
カチン州とラカイン州と観光地の位置関係は?
ミャンマーの観光スポットは
ヤンゴンやバガン、マンダレーとその近郊あたりに、
密集しています。
その地域と、
危険とされているカチン州とラカイン州が近かったら、
やっぱり怖いものがありますよね。
その2地域と距離的に見るとどうなのか。
これを見ると、
カチン州は比較的遠いんですが、
ラカイン州は
人によって判断の基準が違ってくるところになりますが、
ラカイン州は渡航延期勧告ではないので、
そこまで過度な心配はしなくてもいいと思います。
最後に
ミャンマーは長らく旅行に出かける、
などという選択肢はありませんでした。
でも、
脱軍事政権を果たし、民主化されたことから、
国民が暴動を起こす理由がなくなり、
安定した国となってきています。
ミャンマーには、カンボジアやタイなどとともに、
素晴らしい遺産が残されています。
そういったものが、普通に見られるようになったのは、
嬉しい展開ですね!
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