お月見の意味と由来♪すすきと月見団子にだって意味がある!

この記事は2分で読めます

スポンサードリンク

お月見は、幼稚園や保育園では
きちんと行事として取り上げられるのに、
学校に入ると話題にもならない
なんてことが多かったりします。

それに、家ではお月見団子は作らないことが多いし、
そもそもお月見自体やらないよ〜!
という家庭も多いと思います。

 
そもそもお月見は、何をする行事なのか。

簡単に言うと、「月を見ること」です。

 
そして、
この月を見るということを、行事化したものが、
「お月見」なんです。

google スポンサードリンク

お月見の意味・由来

お月見は、旧暦の8月15日に行われる行事です。

 
日本だけではなく、中国や韓国など各地で行われていて、
「中秋の名月」とも言われたりします。

 
中秋の名月(中秋節)の起源、とも言われる中国では、
もともとは、宮廷の行事として行われていたもので、
今では、中秋節の日は祝日となり、盛大に祝われています。

 
この中秋節の日の習慣としては、

  • 月餅を食べながら月を見ること
  • 里芋を食べること

などなど。

 
里芋を食べることが多い、ということから、
お月見を行うもともとの意味は、
「収穫祭」「豊作祈願」だった、
と言われています。

 
これが由来となって、日本に伝わってきました。

 

日本のお月見の風習

日本のお月見の風習と言えば、
すすきと月見団子をお供えして月を見る、
というイメージでかなって思います。
プリント

でも本来は、
収穫祭や豊作祈願として、行われていた行事なので、
そのお供え物一つ一つにも、きちんとした理由があります。

例えば
すすきは稲穂の代わりでとして飾られ、
(稲のお供えの代わり)
里芋や栗、豆などをお供えしていました。

そこから派生していき、
すすきは魔除けのちからがあるとされ、
無病息災の願掛けに使われたり、
米の収穫に対するお供え物として、
月の丸さに似せて、お月見団子が作られるようになったわけです。

 
ちなみに、
お月見団子をピラミッド型にするのは、
このピラミッドの頂点が霊界に通じるとされ、
収穫の感謝の気持ちをお月様に伝えようとした結果なんです。

 
もうひとつ。

 
日本では、旧暦の9月13日にもお月見をする習慣があり、
こっちは十三夜や後の月、豆名月、栗名月と呼ばれたりします。

 
なぜこの時期にもお月見なのか、というと、
月が十五夜の次に綺麗に見ることができるから。

そのため、
十三夜も十五夜とともに、
大きな宴が開かれるようになったわけです。

 

最後に

お月見はもともとお祭り事だということです。

 
昔の人はやれることが少なく、
楽しめることも少なかったので、
こういった行事を
楽しみにしていたし、待ち遠しかった。

ゆっくり月を眺めて過ごす時間だってありました。

 
それが今では、
テレビがあったり、漫画があったり、ゲームがあったりで、
楽しめること、やれることが多くなりました。

そのため、お月見という選択肢は、
その多くの選択肢の中の一つに、埋もれてしまっています。

 
でも、
何かと忙しいと言われる現代人。

 
大人はもちろん
子供だって塾に行ったり、習い事したりと、
バタバタと走り回り、ストレスにまみれています。

 
こんな時代だからこそ、
月を眺めて「ホッと」する時間
があってもいいのでは?


google スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。