イースターエッグの本来の意味は、
復活祭を祝うために卵にいろいろな装飾します。

これを隠し、復活祭の日にみんな（特に子どもたち）で探して楽しむ
というのが行事化しているわけですね。

そしてこのイースターエッグが、
日本でも認知され始め、広がりつつある
ということを先日記事にしたところです。

 
さて、
このイースターエッグですが、
子どもたちが隠されているものを見つけるという意味合いで、
パソコンやゲーム、DVD・CDなどに派生しています。

つまり、
あるコマンドを打つ、こなすことで、
本来の役割とはまったく関係のない
隠された動きやメッセージ、画面などが現れてきます。

 
これは、
WindowsやMacOsというOSベースでも隠されていたり、

GoogleのブラウザのChormeだとPCだけではなく、
iPhoneやAndroid端末にも隠されていたり、

Excel（エクセル）やPhotoshop（フォトショップ）といった有名なソフト、
スターウォーズのDVDにもイースターエッグが隠されています。

 
ちなみに、どのような内容かというと、
Chormeで「一回転」と検索すると、画面が回ったり、
「斜め」と検索すると検索結果画面が斜めに表示されたりし、
スターウォーズであれば、ヨーダのヒップホップ映像などが流れたりします。

また
Androidに隠されている面白い画像が表示されるイースターエッグは有名ですし、
iPhoneのSiriの面白い受け答えもイースターエッグと言えるでしょう。

こういった
ちょっとした遊び心がいろいろなところに隠されているということです。

 
とは言え、
最近では、セキュリティの問題が大きいため、
こういった遊び心も取りやめることが多くなってきています。

つまり、
本来の機能さえあればそれでよいという風潮です。

そういった遊びを作っていることよりも、
きちんとしたソフトとしてつくり上げることが
求められているということにもなっているわけです。

もちろん本来の機能が発揮できてなければ話にならないわけですが
そもそも遊び心を忘れた考え方はどうかなのかと。

 
そういう意味では、
つまらない時代へ突入してしまったといえるかもしれませんね。