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コンデンサーマイクの保管方法!湿気から守るための注意点は?

「歌ってみた」
などで飛躍的に宅録が流行り出して、
それじゃ自分もやってみよう!と機材を一式揃えてみたり。

その機材の中で、マイクは音質を考えて、
「コンデンサーマイク」にしている人も
多いかと思います。

 
保管については、あんまり考えていなかったけど、
ネットや説明書を見ると、
「きちんと保管してください」
みたいな話が・・・。

 
たかがマイクなのに、
なんでそんなに気を使って保管しなければならないのか。

 
なんて思ったけども、
やっぱり音質に関係してくるから、
きちんと保管した方がいいわけですね。

 
そこで、

  • なんでそんなに気を使うのか
  • どうやって保管すればいいのか

といったことについて、調べてみました!

コンデンサーマイクの保管に気を使う理由

 
湿度が高い、結露のおそれがある
そんな場所に置いておくという行為は
コンデンサーマイクの大敵です。

 
それは、なぜか?

 
コンデンサーマイクは、
平行な2枚の金属板(振動板)に電気を通して、
音声でその板を振動させて電気信号を発生させるマイクです。

 
湿度が高かったり、結露をしたりすると、
マイクの内部に水分が付着してしまい、
振動板にホコリが付着したり、
はたまた、カビが生えたりしてしまいます。

 
そこは、
コンデンサーマイクの命とも言える部分なので、
ホコリが付着したりカビが生えた状態になってしまうと、
雑音や音質低下につながったり、
最終的に故障の原因になったりするわけです。

 
だから、
コンデンサーマイクの保管には気を使い、
特に水分の関係には気を使って、対策をするというわけです。

 

コンデンサーマイクを保管する方法

 
コンデンサーマイクの保管は、上で書いたとおり、
水分をどうやって避けて通るか
ということになってくるんです。

 
10万円とか20万円とか、それ以上の値段が高い
プロ用のコンデンサーマイクだと、
除湿機能がある専用の保管庫に保管し、
細心の注意をして、取り扱っています。

 
でも、一般の人が使うような、
2〜3万円ぐらいのコンデンサーマイクであれば、
そこまで大きな音質の変化というものは考えられないので。
細心の注意まで払う必要はありません。

もちろん、
基本は守らないダメなんですけどね。

 
具体的には、どうやって保管するのか。
 

 
専用のハードケースがついてくるタイプの場合】
hardcase
この場合は、ハードケースにに入れて保管しておきましょう。

一番簡単なパターンですね。

 
ちなみに、
ハードケースの中に、除湿剤の分包を1つ入れて、
きちんと除湿もしておきましょう。

 

 
ソフトケースがついてくるタイプの場合】
softcase
この場合、

ソフトケースだけでは、防湿効果はあまり見込めないので、

何か密閉できるようなものに、

ソフトケースのまま入れてしまうのがいいですよ。

 
その「密閉できるようなもの」は、
百均のタッパーで十分です。
100tappaその中に入れて保管しちゃいましょう。

 
こちらも同じく、
除湿剤の分包を1つ入れておく。

 
これで大体は大丈夫です。 

 

コンデンサーマイクを保管するときの注意点

 
簡単に注意点をまとめておくと・・・

  • 保管するときは除湿剤が必須
  • 除湿剤は交換が必要
  • 利用後はタオルで水分を拭く
  • 結露させない
  • 乾燥させすぎない

 
つまり・・・

 
とにかく、
湿気に気をつけることが大事なので、
保管する時は、除湿剤は必須と考えていいです。

 
また、
除湿剤は、時が経てば、除湿効果が薄れるので、
3〜4ヶ月に1回ぐらいを目安として、交換しときましょう。

 
湿気の観点から考えると、
利用後は乾いたタオルできちんと拭いて
水分を残さないようにするのも重要。

 
さらに、
冬場はケースが室温に馴染むまで、
マイクは出さないようにするのも気をつけたいポイント。

急激な温度変化は結露の原因になってしまうので、
音質低下や故障を引き起こしかねないんです。

 
反対に、
湿度が低すぎると、これまた故障の原因になります。
マイクの中で使われているゴムなどの部品が、
乾燥によってひび割れを起こしてしまうこともあるんですね。

なので、除湿剤は入れ過ぎないようにもしておきましょう。
入れる目安としては、分包一つぐらいで十分。

 
保管するときには、
こういった点を気をつけておきたいところです!

 

最後に

 
せっかくお金を出して買ったんだから、
できるだけ長く、良い状態で使いたいですよね。

 
個人的に一番の大敵だと思ってるのは、
ずっと使っていなかったときに、
除湿剤を取り替えるのを忘れてしまいがちな点。

思い出した時には、後悔先に立たず状態。。。

 
使わない時は、面倒臭がらずに、
きちんと保管しておくくクセをつけると同時に、
周期的に、状態を確認するクセを付ける。

これだけで、後悔する可能性は低くなりますよ!
 

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