平均寿命公表〜数字が伸びるのは本当に良いことか?

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世界保健機構(WHO)により、
2014年版「世界保健統計」が公表され、
その中で世界の平均寿命が発表されました。

その結果によると、
日本は男女合わせた平均寿命が83歳となり、世界第1位
女性だけでみると、84歳で世界第1位
男性だけで見ると、80歳で世界第8位
ということです。

さて、
上位の方の国の男女合わせた平均寿命も、男性、女性それぞれの平均寿命も
大きく変わっているわけでもなく、だいたい同じような国が同じような順位
というのが素直な感想になります。

逆に下位の方の国の平均寿命を見てみると、変動の幅が大きいんですよね。
これってやはり国の情勢によって変わってくるんでしょうね。

高齢者が亡くなる要因が増えれば増えるほど、平均寿命は下がるとかんがえると、
下がることはあまり良くないことが起きているとも見えるのかなと・・・。

 

上位にいるのは小国も多い

さて、
この順位をみていると、
サンマリノ、アンドラ、ルクセンブルク、モナコ、キプロスなどの、
小さい国が上位にランクインしているということが意外と不思議に思ったり。

そういうものと言われればそうなんだけれども、
こういう国はなにかあるんじゃないかと思ったりもします。

ルクセンブルクは別として、
それぞれが観光などで成り立っている部分が大きい。
そのため、風土が緩やかなのかなと思ったり。

あまりあくせくせず過度なストレスに晒されていないというのも
一要因になっているんじゃないかと思います。

金融危機に陥っているキプロスも高いままですしね。
今後どうなるのかわかりませんが・・・

 

結局数字で騙されている

80歳あたりまで行きられるのかなと漠然と考えるわけですが、
まぁあんまりあてにはならないですよね。

結局、個人個人で判断しないといけないわけですし。

そうなると、これは何なんだろうと思うと、
国がある指標を出すためと取れること。

つまりはお金の関係でしょう。
例えば、年金の受給とか医療保険、介護保険の関係などでしょうか。

平均寿命を捉えることで、
こういったお金に関する予測ができるようになるでしょうから、
一つの試算をする指標として考えるということです。

そう考えると、
あまり平均寿命が伸びることは良いこととは思えないわけですが。

また、「平均寿命が伸びることで、良い世の中だ」
という方向にしたいというのもあるんでしょう。

平均寿命が伸びていれば、
国は「人が生きることに対して」対策をしている
と数字によって示すことができますからね。

結局のところ、
私達は数字によっていろいろ騙されているんじゃないでしょうかね・・・。


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