
DHAって、
記憶力が高まるとか、頭が良くなるとか言われて、
子供のころに、魚を無理やり食べさせられた記憶が・・・。
そんなこともあって、
当時は魚に対するイメージが悪かったです。
今となっては、魚も普通に食べるし、
「DHAは良い効果がある!」
「EPAも似たような効果があるみたい!」
ということを聞いて、
サプリメントを飲んでみたりするわけです。
でも、
結局、どんな効果があるのか、よくわかってなかったり・・・。
そもそも、
DHAやEPAってなんなのかもよくわからない始末。
そこで、
そのDHAとEPAの効果などにについて、調べてみました!
DHAとEPAの効果とその違いってなに?
DHAもEPAも、似たような分子構造をしていて、
「脂肪酸」と言われる、重要な栄養素です。
この脂肪酸は、炭素と水素と酸素で、構成されていて、
「炭素の数」と「炭素同士の結びつき方」で、
その性質が変わってきます。
そして、二重に結びついている炭素が
- 五つあると、EPA(エイコサペンタエン酸)
- 六つあると、DHA(ドコサヘキサエン酸)
と呼ばれます。
DHAとEPAの主な効果をまとめると
以下のとおりになります。
【EPAの主な効果】
- 動脈硬化の予防・改善
- 中性脂肪の減少
- アレルギー症状の予防・改善
- ダイエットのサポート
- 生理痛の改善
- がんの予防
- 肌トラブルの改善
【DHAの主な効果】
- 記憶力、判断力の向上
- 動脈硬化の予防・改善
- 中性脂肪の減少
- アレルギー症状の予防・改善
- 生理痛の改善
- 精神安定
- 認知症予防
DHAもEPAも同じ脂肪酸で、分子構造も似ているので、
同じような効果や作用を示すことが多いですね。
でも、
それぞれ得意な分野というものがあります。
それは、
- DHAは記憶力が向上するなど、脳や神経への作用が強いこと
- EPAは血液をさらさらにするなど、血液、血管への作用が強いこと
です。
そのため、サプリメントとしてどちらかを選ぶなら、
自分がどういった効果を期待したいのか、
その「改善したい目的」から、
DHAにするかEPAにするかを選ぶのがいいですよ。
DHA・EPAの摂取の仕方
EPAもDHAも
体の中では作られない脂肪酸(必須脂肪酸)なので、
食物から摂取しないと、ただただ不足するだけなんです。
厚生労働省では、DHAとEPAをあわせて、
1日1g以上の摂取を推奨していてます。
例えば、
DHAを1g摂取できる食材の量の目安はというと、
- サンマやあじ、いわし 1匹
- マグロ中トロ 4~5切れ
- 鯖切り身 1切れ
で、特に青魚の脂の部分に多いと言われてます。
こうやって見てみると、
意外と少ない量で摂取可能なので、
魚主体の食事をしていれば、問題なさそうですね。
より効率的に摂取するということであれば、
生食、つまり、お刺し身で食べるのが良いとされてます。
焼き魚とかで熱を加えても、
DHAやEPAを摂取することはできます。
でも、熱を加えた調理をすると、
油分が外に溶け出してしまうので、
効率は悪くなってしまいますよ。
最後に
年を重ねていくと、
血液をさらさらにという言葉や
記憶力、認知症という言葉に敏感になっていきます。
必死になって食べている感じがしないし、
サプリメントはちょっとという人でも、
摂取の目安量は達成できる感じがあるので、
こうして手軽に摂取できて、効果が見込めるところがいいですよね。
効果って体感するのは難しいけど、
「変わらないこと」も効果の一つと言えるので、
効果なし!としないで、続けていきたいものです。
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