ゼロ・グラビティにNASAが激怒〜現実とCGの差

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ゼロ・グラビティの内容にNASAが激怒?

ご都合主義の連鎖的宇宙大災害をNASAは許せず、
前述のロサンゼルス・タイムズ紙は、
この作品の製作に関わった匿名の人物の声として、
NASAがこの作品の製作側に対し、
公式な立場での助言を拒否したと伝えた。
(Livedoor NEWSより)

言うなれば、
「事実と違うのに、あんなリアルに見せられたらそう見えちゃうじゃない!」
ってことでNASAさん激怒ということです。

嘘ばかりの映像に助言などできん!
ということですかね。

これを心が狭いととるか、許されざるレベルだったのか。

見る方としては、
それが現実かもと思ってしまうことの方が多いから、
やっぱり問題かもと思ったり・・・。

 
CGはリアルにも勝る
そういう時代になってきたなぁと思います。

 
隠し味程度から始まり、
ターミネーター2あたりで一気に加速。

CGがなければ話ができないところまでやってきてます。

 
よく映画やゲームを見ていて思うのが、
CGで作られた現実模倣世界の方が
綺麗じゃないかと思ったりすることも。

 
映画のCGの方向性はリアル志向と言えます。
非現実なことをリアルに見せる志向とも言えます。

つまり、
人間が今まで体験したことのないことを目を通して感じさせる
こういうことを実現させようとしているわけですね。

 
この方向性は、
人間にとって新たな境地に立っているといえるかと思います。

 
なぜなら、
テレビが出てきて60年程度。

テレビの出現によって、
見たことのない世界が広がったわけです。

 
そしてCGが出てきてさらに20年程度

CGの出現によって、
見ることも感じられることもなかった世界が広がったわけです。

 
とは言え、人間の歴史は数千年。

そんな数十年のことで、
人間の感覚というものがすぐに変わるはずがない。

つまり、
CGで処理された映像というものは、
人間にとって現実という認識がされてしまっているのではないかと。

ここが問題になるわけですね。

 
子供は本能で行動してしまう。

そのため、子供に
事実誤認させる映像を見せるというのは、
問題だっていう本質はこういうところにある。

 
テレビで見ている映像
映画で見ている映像
ゲームで見ている映像

すべてが現実感を持ってしまう。
現実で起きていることと刷り込まれてしまう。

 
だからこそ、
犯罪行為を現実で模倣したりすることにもなるということです。

 
そう考えると、
NASAが怒るのもまぁ無理はないですかね。。。


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