高齢者の脱水症状の予防や対策をするには?

この記事は2分で読めます

スポンサードリンク

脱水症と言えば、夏の熱中症が有名。

とは言え、
冬だって感想による脱水症や、
風邪やウィルスに伴う下痢嘔吐からの脱水症があり、
安心している場合ではないのです。

特に高齢者は脱水症に気をつけなければなりません。
そこで、高齢者の脱水症についてまとめてみました。

 

高齢者は脱水症になりやすい理由

◯身体全体の水分量が減る
若いころ比べ、高齢者になると、身体全体の水分量が激減します。
その量は約10%も違うと言われています。
危険域により近いため、脱水症になりやすいということですね。

◯腎機能や感覚機能の低下
腎機能が低下するため、老廃物などの排出がなかなか進まなくなります。
そのため、排出するための尿量が増え、水分が失われる結果となります。

また、
感覚機能が低下するため、喉の渇きに気づきづらくなります。

そのため、
水分摂取量が少なくなり、脱水症に近いというわけです。

 

脱水症が起きやすい環境とは

高齢者は脱水症になりやすくなっており、
高血圧や糖尿病、心臓・腎臓疾患があると、
さらに脱水症になりやすくなります。

また、
節電をしていたり、気密性の高いマンションなどに住んでいたりすると、
風通しが悪く、室内の熱が抜けていかない状況であったりします。

暑い日が続いて大量の汗をかいていたり、
身体的ダメージ(風邪や怪我)、精神的ダメージも
脱水症を引き起こす可能性を高くします。

こういった内的要因・外的要因によって
脱水症が引き起こされていきます。

 

脱水症を疑う事項

◯頭痛、微熱や筋肉痛などの発生
これは電解質が失われたことによって発生します。

◯元気がなかったり、居眠りをしていたり、無口(その逆も)になる
これは水分不足から脳への血量が十分じゃなくなったことによって起こります。

◯食欲不振や手足が冷たくなる
これは消火器や皮膚への血量が十分じゃなくなったことによって起こります。

◯その他
便秘や口や下が乾いていたり、暑いけど汗をかかなかったり、
体重減少などの症状など。

こういった症状のうち、一つでも当てはまるのであれば、
脱水症を疑う必要があります。

脱水症状を疑ったら、水分補給をし、
医療機関で受診された方が懸命でしょう。
脱水症ではない可能性もありますしね。

 

脱水症の予防・対策

脱水症を予防や対策としては、
やはり水分を補給することになります。

ちなみに一般の成人男性であれば、
1日に必要な水分量は食事に含まれる水分を含め2.5リットル以上
とも言われていますが、

高齢者は喉を乾くという感覚が低下しているため、
なかなか水分だけを補給するのは大変だと思います。

そのため、水分の多い食事などによって、
うまく調整していくことも大切になってきます。

手元に飲み物を置いておきいつでも飲める状態にしておくなど、
より飲みやすい環境づくりというのも大切になってきますよ。


google スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。