風疹だって流行っているので注意が必要です。

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麻疹が流行の兆しがあるわけですが、
風疹も忘れてはいけない伝染病であります。

予防接種が通常になったとは言え
2011年、アジアで風疹の感染が流行しており、
それに伴って日本でも流行し続けています。
2011年以降感染者が増え続けており、
2013年には神奈川、大阪でり風疹流行の緊急(非常)事態を宣言しています。
さらに、2013年の感染の報告数が1万件を超えるなど、
全く安心できる状況ではなくなっています。

 

風疹とは

風疹とはウィルス感染症であって、三日はしかと呼ばれているものです。
伝染力ははしかに比べると弱いとされています。

症状としては、
初めのうちは微熱であったり、頭痛や、鼻水せきといった
風邪の症状に似ていることもあるので、風邪薬を飲んでしまいがち。
その後発疹し、高熱が出ることもしばしば。

とは言え、発疹しない場合も多いので、
やはり風邪と考えてしまう場合も多いと思います。

なお、
妊婦が感染すると、
胎児に影響を及ぼすこと(先天性風疹症候群)が多くなるため、
女性の風疹への対策は重要だと言えます。

ちなみに、
胎児絵の影響の多くは、「心奇形、難聴、白内障」となっており、
2012〜13年にかけては、
40人以上もの赤ちゃんに上記の影響が出ています。

 

予防と治療について

効果的な治療法がなく対症療法にとどまります。
そのため、予防することがメインとなってしまいます。

ちなみに、
ワクチンの効果は完全ではなく、
予防接種をしているからといって感染しないわけではないので、
注意が必要です。

 

色々な不安点

予防接種がなされるようになったのは、
それほど昔のことではないので、抗体がない人は多いわけです。
男性の感染者の多くが20〜50歳台であるのも
こういう理由からだと思われます。
(男性の感染者は女性の約4倍)

また、
風疹は、多くは職場で感染していたため、
国立感染症研究所では、職場での風疹対策のガイドラインを作成しています。

先のとおり、先天性風疹症候群のおそれがあるため、
特に妊娠している女性がいる職場では用心した方が良いでしょう。

 
体調が悪ければ、きちんと休んで病院に行く。
結局はここからはじまるんじゃないでしょうか?
 


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